初めて自炊してみた

大学院の授業が始まり、授業ごとに指定されるテキストや参考書をボチボチ買い始めたが、仕事帰りに授業に行くのに重たい本を持ちたくないので、買った本をスキャンして PDF 化（俗に言う「自炊」）することにした。

既に先人のノウハウが蓄積されているので、自分自身で試行錯誤する必要は全く無い (^_^) 。下記のページでお薦めされてるスキャナ（ScanSnap iX500）を買って、ほとんどページの教えのとおりの設定で、とりあえず 2 冊をスキャンしてみた。

定番スキャナーScanSnap iX500で自炊！本に合わせた最適な設定と手順とコツ

iPad の GoodReader で開いたら、予想以上の使い勝手で驚いた。スキャンと同時に OCR をかけられるので、PDF 内で文字列検索が出来るようになっているし、もちろん GoodReader だから書き込みもできる (^_^) 。

あと、自分なりの工夫として、目次や前書きなど、本誌のページ数に含まれていないページを後ろに回し、本誌の 1 ページ目が PDF ファイルの 1 ページ目に来るようにした。こうしておけば目次を見てから目的のページに飛びやすい (^_^) 。

ひとつだけ失敗したと思うのは、裁断機を安物で済ませたこと。一度に 10 枚程度しか裁断できないので、スキャンの前作業に時間がかかる。ある程度の冊数を処理するなら、裁断機はケチらないで、もう少しまとめて裁断できるのを買ったほうが良いと思った。

入学式

大学院の入学式に出席した。
別に出なくても特段問題は無かったと思うが、こういう機会もなかなかないと思うので、有休をとって武道館に行ってきた。大学の入学式もここだったが、はるか28年前 (^_^; 。

当然ながら会場内は見渡す限り学部の新入生と思われる人達ばかり。こんな中に一人オッサンが紛れ込んでいると浮くだろうな、と若干の気後れはあったが、こっちだって新入生なんだから堂々と出席させていただいた。

六大学初の女性総長ということで話題になったらしい田中総長の式辞はシンプルで分かりやすく、巷で蔓延しつつあるヘイトスピーチを引き合いに出しつつ、多様なバックグラウンドや考え方を持つ者どうしが集まることの大切さを訴えておられた。在学生代表の方（経営学部四年の女子学生）も、歓迎の辞として「転機を逃すな」というメッセージを熱く語ってくれた。来賓としては女流棋士の中倉彰子さんが祝辞を述べられた。中倉さんはプロ棋士になってから大学に入学されたそうで、対局などの仕事と学業を両立させることの大変さを語っておられた。明日は我が身である。

ステージ脇には法政大学応援団吹奏楽部が陣取っていて、校歌や応援歌（？）を演奏した他、入学式が終わって出席者が退場している間も「ブロックM」、「エルザの大聖堂への行列」、（よく知らない三拍子のスイングの曲）、「春の猟犬」など、入学式とは何ら関係ない曲を演奏していた。

雨でなければゆっくり桜を見て回りたかったところだが、おとなしく市ヶ谷の事務所に行って、学生証と学生専用Webサイトのパスワードを受け取って、本日の手続き終了 (^ ^) 。
明日の晩に図書館利用ガイダンス、土曜日の午後に事務ガイダンスとオリエンテーションがあって、いよいよ来週から授業 (^ ^) 。ようやく実感が湧いてきた感じ。